日本では7月19日に全国の映画館で封切られ、3週連続で映画の週末興行成績1位を獲得。によりますと、公開から、わずか1か月余りで観客動員数約717万人、興行収入96.5億円を突破し、現在も記録を伸ばしています。(8月18日時点)
ストーリーの舞台は、天候不順が続く東京。伊豆諸島の家を飛び出した高校一年生の森嶋帆高は、東京で怪しげなライターの仕事につくも細々と苦しい生活を始めます。そんななか、不思議な能力を持つ少女天野陽菜と出会います。惹かれあうふたり、しかし同時に運命にも翻弄され、思わぬ結末を迎えます。一見映画はファンタジーに描写されている一方で、異常気象という今地球が実際に直面している問題にも触れた、現実味ある作品ともいえます。
登場人物の声優キャストは、醍醐虎汰郎さん、森七菜さん、小栗旬さん、倍賞千恵子さん、本田翼さんら豪華メンバーが名を連ねています。
映画の中のサウンドを担当するのはロックバンドRadwimps。「君の名は。」に続き、2作連続で、新海監督と再びタッグを組みました。新海監督は日本のメディアの取材に対し、脚本が出来上がった時点で、Radwimpsの野田洋次郎さんに読んでもらい、音楽を制作してもらったと語りました。主題歌「愛にできることはまだあるかい」など、音楽が出来上がってからも新海監督と野田さんは、長い年月やり取りをしながら、物語をより豊かにするため推敲を重ねてきたそうです。
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