昨年の全米オープンの勝者、世界ランク4位の大坂選手は、世界ランク12位のセバストワ選手と21日、ロッド・レーバー・アリーナで対戦しました。第一セットを4-6で落とすと、続く第2セットは、6-3で奪取。最終セット、第6ゲームでセバストワ選手にブレイクバックを許すものの、第7ゲームでブレイクに成功し、そのまま6-4で逆転勝利しました。
大坂選手は、全豪オープンでは初めて準々決勝に進出します。女子シングルス日本人選手でベスト8進出は、杉山愛さん以来19年ぶりの快挙です。
試合直後のインタビューで、大坂選手は、セバストワ選手のプレーを称賛しています。
「彼女は大変良いプレーをしていました。どのような戦い方をするか迷う瞬間がありました。しかし、第3回戦ではもっとひどいかたちで最初のセットを相手に奪われましたから、今日はそれほど焦りはありませんでした。」
そして、「メルボルンという町のどういうところが好きですか」という質問に対しては、「この町が大好きです。試合が終わったら町をよく歩きます」と答えました。そして、「町を歩いていると声をかけられたり、自撮りを求められたりしないですか?」という質問に対しては、「いいえ。」と即答したうえで、「私も普通の人間ですよ。別に誰も私には気づかないんです。」と、大坂選手らしい笑みを浮かべて、正直に回答しました。
次の試合は、世界ランク6位、ウクライナのエリーナ・スビトリーナ選手と23日に対戦する予定です。