先月26日に行われた全豪オープン女子シングルス、大坂なおみ選手対チェコのペトラ・クビトバ選手の決勝戦は、日本時間の午後7時半からNHK総合で生中継され、関東地区での平均視聴率は、32.3%だったことがで明らかになりました。日本国内だけでも約2000万人もの人々が決勝戦を視聴していたことになります。
更に、瞬間最高視聴率は、大坂選手が表彰台に上がりスピーチをしていた時の午後8時29分で、38.5%。オーストラリアの総人口に近い約2250万人もの人々が中継を観ていたことになります。
日本では、衛星有料放送であるWOWOWが全豪オープンを全日生中継していましたが、錦織圭選手と大坂なおみ選手が出場した試合については、平均して250万~600万人が視聴していたということです。
全豪テニストーナメントディレクターであるクレイグ・ティリー氏は、「日本には極めて多くの大坂選手のファンがいる。錦織選手もそうだ。日本とオーストラリアは2時間の時差。全豪は、日本人にとっても本拠地での4大大会、いわゆるホーム・スラムだという認識があるのではないか」と述べています。
さらに、ティリー氏は、「2000万人もの人が視聴していたということは、このご時世極めて稀なこと。日本のファンが、ローカルヒーローである大坂選手を心から応援していたことを示している」と話しています。
Source: Australian Open Media Release 30 January 2019