トランプ氏、鉄鋼・アルミ関税の大統領令に署名

ドナルド・トランプ米大統領が、鉄鋼・アルミニウム輸入に25%の関税を課す大統領令に署名しました。

US President Donald J. Trump signs a presidential proclamation on steel tariffs

US President Donald J. Trump signs a presidential proclamation on steel tariffs Source: AAP

ドナルド・トランプ米大統領は10日、鉄鋼・アルミニウム輸入に25%の関税を課す大統領令に署名しました。

トランプ氏はホワイトハウスの執務室で、「きょう、鉄鋼とアルミニウムの関税を簡素化する」と宣言。「例外や免除なしで25%だ」と語りました。

米貿易統計によると、トランプ氏がすでに高率関税の発動をちらつかせているカナダとメキシコは、米国の鉄鋼輸入先の1位と2位。これにブラジルと韓国が続きます。

一方、オーストラリアについては、先にアンソニー・アルバニージー豪首相が電話会談の内容を明らかにしたように、鉄鋼関税の免除を検討しているとトランプ氏は述べました。

「オーストラリアは米国が貿易黒字を計上している数少ない国の一つだ。その理由は、彼らが多数の航空機を購入するからだ。彼らの国はかなり遠くにあり、多くの飛行機が必要だ」と説明しました。

トランプ氏はまた、自動車、医薬品、半導体に追加関税を課すことも検討すると示唆。外国政府が米製品に課す関税に対抗するための広範な「相互関税」については、11日か12日に発表すると語りました。(c)AFP

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Published 11 February 2025 2:29pm
Source: AFP

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