韓国の航空機事故で179人が死亡 過去27年間で最悪の事故に

Fire and rescue member work around a crashed plane

Fire crews and rescue workers rushed to the crash scene at South Korea's Muan International Airport. Source: AP / Maeng Dae-hwan

12月29日午前に、韓国南西部ムアン空港において、韓国のLCC、「チェジュ(済州)航空」の飛行機が、胴体着陸後に滑走路を進み、空港の外壁に衝突し、炎上しました。


韓国当局によりますと、この航空機は乗務員6名、175人の乗客、合計181人を乗せて、タイのバンコクから、韓国のムアン空港に向かっていました。

この事故で、乗務員2名が救助されましたが、残りの179名の死亡が確認されました。
韓国の運輸省のデータによると、1997年にグアムでコリアン・エアーが墜落し200人の犠牲者を出した事故以来、最悪の事故となりました。

韓国メディアによると、管制塔が鳥が衝突するバードストライクに注意するよう伝えていました。運輸省は、バードストライクが、着陸に必要な車輪故障の原因かどうかを調査するとしています。

チェジュ航空は、謝罪を表明し、ボーイング社は被害者に哀悼の意を表明しました。

韓国政府は、7日間の国家哀悼期間とすると発表しています。

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