もうすぐ夏休みも始まります。お天気も晴天。外で遊ぶのはオーストラリアを楽しむ醍醐味の1つで(ほどんどお金もかからないので)最高ですよね。ただ、安全には留意しなければなりません。
ビーチで安全でいるためにはオーストラリア国内には無料で楽しめるビーチが1万箇所以上あります。
Red and yellow flag marking the limit of the safe swimming area on a beach under a blue summer sky Source: iStockphoto
去年の水死者数は減少したものの、249人が水の事故で亡くなっています。ビーチで遊ぶ際、特に水泳が得意でなければ、必ず警備体制が整ってる場所を選びましょう。写真の様な赤と黄色の旗の間で泳ぐように。この区間はライフガードがパトロールしている場所を意味します。
どのビーチにパトロール体制があり、どんな設備があるかなどは、アプリのビーチセイフをダウンロード。オーストラリア中のビーチ情報が72言語で表記されています。
プールや川では常に注意。そして愛する人たちの命を救うことが出来るCPR(心肺機能蘇生法)を心得ておくと良いでしょう。
国立公園で安全でいるためには休暇中に国立公園を訪れるのも楽しいでしょう。オーストラリアには500以上もの国立公園が砂地や森、山々や水地に散在しています。
Mother carrying her child on her shoulder while hiking in forest, Victoria, Australia Source: Moment RF
ハイキングや、水泳、バード・ウォッチングなどの沢山のアクティビティ-が楽しめます。入園料のある公園もありますが、無料のものも多いです。
屋外を楽しむには、訪れる前に多少の調査をしておく必要があります。
ビクトリア州グランピアンズ国立公園のレンジャーチーム長のタミー・スクー氏は、「訪問前にオンラインで公園での注意事項を確認して公園の理解を深めておくことをお勧めします。最適な訪問時期や、無人の場所があるのかとか道路の状態はどうかと言うことを考慮しておく必要があるでしょう。計画をキチンと立てておけば、安全で楽しい時を過ごすことが出来るでしょう。」と述べています。
太陽の下で安全でいるためには
海でも山でも、外にいる場合は必ず紫外線に注意する必要があります。
Hispanic mother rubbing sunscreen on daughter at beach Source: AAP
「オーストラリアの3人に2人は一生の内に1回は皮膚ガンにかかります。もちろん1回だけでは済まない人達もいます。問題なのは全く予防可能なものなのです。肌の色が白い人達がかかりやすいといわれていますが、人種差別なく皮膚の 色素が濃い人にもオーストラリア原住民達もかかるものなのです。」とキャンサー・カウンシルのサンチア・アランダCEOは語ります。
夏の間は、早朝や夕方の遅い時間帯つまりUV指数が低い時間帯に外出することを奨励しています。
もし、UV指数が高い時間帯に外に出る必要がある場合は、出来だけ日陰にいる様にして、
日をよけられる服や帽子を着用し、露出している肌にはサンスクリーンを塗るべきです。
外出20分前にSPF30以上のサンスクリーンを塗り、水の中にいたり汗をかいている場合は2時間おきに1回以上塗りなおしましょう。
「つけ心地の良いサンスクリーンを選んで下さい。使用時に気持ち良く感じることが出来れば、利用しやすいからです。色々と探して試してみて、自分に合っているものを選んで下さい。白くてべたべたしていないものも今はありますよ。」とアランダ氏は言います。