「日本が多様性と向き合うときがきた」映画監督 西倉めぐみ

Megumi Nishikura Lara takagi Hafu Film Japan

Megumi Nishikura (L) and Lara Perez Takagi (R), producers, directors and videographers of the documentary film "Hafu" Source: Megumi Nishikura

日本に住むハーフを追ったドキュメンタリー映画「Hafu」は、公開から5年がたった今も、世界各地で上映されています。


厚生労働省によると、約50人に1人の割合で生まれる子どもが日本人と外国人の間に生まれた、いわゆるハーフだそうです。最近では外国人労働者の受け入れ拡大についても本格的に議論されるなか、日本は近い将来、より多くの外国人が住むようになり、日本人と外国人との間で生まれる子どもも増えるとみられています。

「渋谷にいたらハーフや国際カップルがたくさん通りかかる。日本にもこんなにいるのに、ハーフが何を感じて何を悩んでいてどのように生きているのか、ということはあまり知られていない」そう語るのは、映画を監督した一人の西倉めぐみさん。西倉監督自身も、アイルランド系アメリカ人の母親と日本人の父親を持ち、ハーフとして育った一人。幼いころから日本社会に対して様々な思いをもって生きてきたそうです。
Megumi Nishikura Lara Takagi Hafu Documentary
Megumi and Lara Shooting Film "Hafu" Source: Megumi Nishikura
ハーフの若者を追ったドキュメンタリー映画「ハーフ」は2013年に日本で公開されて以来、今でも世界各地で上映会が開かれています。メルボルンで開かれる上映会を前に、西倉監督にお話を聞きました。

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