普段は研究者として海洋研究開発機構に勤める原田さん。南極観測隊に参加するのは、第33次隊で2人目の女性隊員として参加して以来、27年ぶり2度目です。
今回は南極からの復路で、厚い氷に行く手を阻まれ、日程が計画から大幅に後ずれしてしまいましたが、業務の優先順位をしっかりと守ることで乗り切りました。
観測隊を乗せた砕氷船しらせは、日本に戻る際にシドニーに寄港します。原田さんには、シドニーに立ち寄ったそのしらせの艦内で、任務の感想や隊長としての業務について、そして南極の生活で気をつけていることなどを聞きました。