1年の延期を経ていざ、豪代表が最終調整(東京パラ)

Australian Paralympian Ahmed Kelly

Australian Paralympian Ahmed Kelly Source: AAP

「パラリンピックはスポーツに限らず、オーストラリアに住む障害者にとっての素晴らしいプラットフォームでもあります」(シェフドミッションのケイト・マクロクリン氏)


東京オリンピックが先週末に閉幕しましたが、オーストラリアのパラリンピアンの中には、東京へのジャーニーが始まったばかりの選手もいます。

パラリンピックの開会式は今から約2週間後、今月24日に迫っています。

東京パラリンピックに向かうオーストラリア代表選手団の1人、イラク出身の水泳選手のアーメド・ケリー選手は、長年の夢を実現するチャンスをつかみました。
ケリー選手はイラクのバグダッドに生まれました。両手と両足の発育が十分ではありません。ケリー選手はその後養子縁組され、23年前にオーストラリアに来ました。3度目のパラリンピックとなる東京大会で、金メダルを狙います。

オーストラリア人の5人に1人が障害を抱えています。パラリンピックは障害を持つ人に光を当て、彼らが持つ優れた才能を広く知ってもらう機会でもあります。

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