東京オリンピックから1カ月後の8月24日に開幕するパラリンピック。水泳大国オーストラリアのエース、金メダリストのエリー・コール選手は、4回目の出場で再びメダルを狙います。
コール選手はメルボルン郊外フランクストンで生まれ、3歳のときにがんのため、右足を切断しました。両親が熱心なスイマーだったという側面もありますが、コール選手が水泳に取り組むようになったのは、足を切断した後のリハビリを通じてでした。
2012年のロンドンパラリンピック後に受けた両肩の手術で、コール選手はそのキャリアを終えてしまう可能性もありました。しかし見事に復帰し、2016年のリオ大会では金メダリストを獲得しています。