オーストラリアでのSake、普段の食卓に：落合雪乃 パート2

オーストラリアで女性として初めて、「酒サムライ」を叙任した落合雪乃さん。オージーが、ワインを買うように気軽に日本酒を楽しむようになることが夢だそうです。 (Part 2 of 2)

Source: The Cru

酒サムライは、日本の若手蔵元で組織する日本酒造青年協議会が、日本酒や日本の文化の世界発信に貢献した人に送るアンバサダーとしての称号です。今年の叙任者は落合さんを含めて５人。世界の酒サムライの数は70人になりました。

オーストラリアではこれまでに、2007年にシドニーのシェフ・和久田哲也さんが、2013年にはメルボルンを中心にレストランやバーを経営するアンドレ・ビショップさんが、それぞれ酒サムライの称号を受けています。

落合さんは５年前、日本酒の輸入会社デジャヴ酒カンパニーを、ワインの販売事業を始めていたオーストラリア人の夫アンドリュー・キャメロンさんと立ち上げました。また、オーストラリアで最初のワイン＆スピリッツ・エデュケーション・トラスト（WSET、プロ向けのビバレッジ教育機関）の公式日本酒エデュケーターとして、日本酒についての知識の普及に努めています。

落合さんが目指すのは、オーストラリアの普通の食卓で気軽に日本酒が楽しまれること。10月28日にはシドニーで、ほかの日本酒輸入会社などとタッグを組み、オーストラリアで初めてとなる消費者向けの日本酒イベント「酒祭り」を開催します。

Source: The Cru

多量の飲酒は、健康への悪影響や社会的な問題を引き起こします。リスクを正しく認識し、適正量を守りましょう。

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