メイク動画にこめる思い「自信を持って、自分を綺麗って思って生きて」メイクアップアーティスト MISAKIさん

Brisbane-based Japanese makeup artist, MISAKI aiming to bring different values to Japanese audience

Brisbane-based Japanese makeup artist, MISAKI aiming to bring different values to Japanese audience

メイクアップアーティストとして働きながら、MISAKI MAKEUPというチャンネルを持ち、YouTubeなどのソーシャルメディアで活動するMISAKIさんにインタビュー。MISAKIさんはYouTubeにメイクのチュートリアルやテクニックを伝える動画、またメイクやオーストラリアの文化に関するVlogなどを投稿。ブリスベンから発信するそのチャンネルの登録者数は20万人を超えています。


日本では事務の仕事をし、友人も沢山いて、毎日楽しく暮らしていたというMISAKIさん。特に海外に興味があったわけでもなかった、ということですが、20代のはじめのころ、このままずっと同じ生活が続いていくのなら何か新しいことに挑戦したいと思い、カナダに留学しました。

その後、当初は日本に戻る予定で、ブリスベンにワーキングホリデーをしに来豪しました。

MISAKIさんはどのような経緯で、オーストラリアでメイクアップアーティストになったのでしょうか。
美容の学校でメイク・マッサージ・フェイシャルトリートメントやアロマセラピーなど様々な科目を学んだというMISAKIさん。多くの選択肢からメイクの道に進むことを決めたのは、先生からの勧めや、自身で実感した適性が理由だったということです。

そして現在、主にメイクのチュートリアルやテクニックに関する動画を発信している自身のYouTubeチャンネル「」のチャンネルの登録者数は20万人を越えます。

MISAKIさんが動画を配信するようになったきっかけは何だったのでしょうか。
MISAKI, Brisbane-based Japanese Makeup Artist
(Supplied: MISAKI)
またMISAKIさんはオーストラリアの感覚と日本的な感覚との違いについて、オーストラリアでは全体的に自分を受け入れている人が多いという印象だと語ります。メイクにおいても、日本人はコンプレックスを隠そうとする人が多いイメージに対し、こちらのクライアントは着るドレスに似合うメイクをしたい、などと、自分自身を楽しんでいるイメージだということです。そのためMISAKIさんの動画配信の裏には、メイクが視聴者の自信につながって生きやすいようになってほしいという思いがあると言います。
日本では、顔の小ささや目の大きさなどの「美のスタンダード」が少なからず決まっている印象があるのに比べ、オーストラリアではそういったことはただの特徴でしかないような感じを受けると言うMISAKIさん。そのように、「自分が、ここが欠点とか思っているところ」も、「外に出てみたら、そこは本当にめちゃくちゃ素敵なところだよ、というのも伝えられたらな」という思いで動画を配信していると言います。

メイクの動画を通して、裏のメッセージが届けばいいなと話すMISAKIさん。
メイクを通して、自信を持ってほしい。自分が綺麗って思って生きてほしい
MISAKIさんのインタビューは下記からもお聞きいただけます。
LISTEN TO
MISAKI POD image

メイク動画にこめる思い「自信を持って、自分を綺麗って思って生きて」メイクアップアーティスト MISAKIさん

SBS Japanese

12:34

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