メルボルンパークでの会談には、在メルボルン日本国総領事館の松永一義総領事も出席されました。会談終了後、鈴木外務大臣政務官と松永総領事は、テニスコートに出て選手らと交流しました。途中、車いすに乗ってみたいと申し出、選手から車いすを借りてラケットを握り、車いすテニスとはどのようなものなのか実際に体験されました。

Suzuki Norikazu Vice-Minister for Foreign Affairs Japan (L) and Heath Davidson Australian quad wheelchair tennis player (R) Source: SBS Japanese
もともとテニス部だったという鈴木外務大臣政務官も車いすテニスの難しさを語りました。
「スポーツ外交」という言葉は、スポーツを通じた国際交流を意味します。テニスの4大大会、サッカーやラグビーワールドカップなど、最近ではありとあらゆるスポーツにおいて、様々な文化的背景を持つトップアスリートたちが一同に会し、日々の練習の成果を競い合う大会が開催されています。このような国際的なスポーツの祭典には、スポーツを楽しむという経験を地球上の多くの人たちと共有することで、相互理解を深めるという目的があります。
日本の安倍首相も、2013年にスポーツ外交推進事業「SPORTS FOR TOMORROW」を発表。開発途上国をはじめとする世界100か国、1000万人以上の人を対象に、「スポーツを通じた国際協力及び交流」などを展開しています。