1897年にオーストラリアに渡った村上安吉から始まった村上家。ブルームやダーウィンでビジネスを行い、オーストラリアと日本が戦った第二次大戦中には収容所に送られました。オーストラリアで生まれ育ったジョー村上さんは当時10代でした。
村上安吉は送られた収容所で亡くなっています。ジョー村上さんはその後日本に移りましたが、日本国籍の取得はかないませんでした。
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Credit: Antenna Documentary Film Festival
インタビューでは春日さん家族に、実在の家族を演じたことや映画に出演したことの感想、そして時代は違うものの、オーストラリアの生きる日本のバックグラウンドを持つ者として感じたことなどを聞きました。
また、作品を制作したオーストラリア人のゲイブリエル・マーフィー監督にも、なぜこのストーリーを作品に選んだのかを聞きました。
「Enemy Alien」はシドニーで行われる で15日、またブリスベンで行われる で30日にそれぞれ上映されます。
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「村上安吉~スルー・ア・ディスタント・レンズ」