ブランドンさんが筝を知ったのは、まだ10代の頃。マレーシアで、日本のポップミュージックなどを聴いて普通に学生生活を送っていた中、Kaggrraというビジュアル系バンドのPVを目にしました。日本の伝統的な楽器である「筝」と「現代ロック」という極めて稀な音楽のスタイルに心を動かされたそうです。そしてその時、筝を習いたいと強く思いはじめました。
その後メルボルンの大学に進学したブランドンさん。そこで、日本人のお筝の先生と出会い、その後、日本に行って学ぶことを決心しました。そこで、日本を代表する筝奏者沢井一恵先生の内弟子となりました。
ブランドンさんは、10日、尺八奏者アン・ノーマンさんと書道家の東川潤子さんとともに、"Moonlight: poetry, shakuhachi, koto and sumi-e"というイベントでパフォーマンスを行います。ホワイトホースカウンシルが、千葉県松戸市との姉妹都市関係を記念して毎年行われるthe Matsudo Weekの一環です。

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