女子殺陣サムライパフォーマンスチーム『凜派』蔵本りんさん「心の強さ感じて」

RIN-PA, Girls Samurai Performance Team

Nonoka Iseki(left), Nagisa Nakagawa(center), Rin Kuramoto(right)

現在東京を中心に、女性11人のメンバーで殺陣のパフォーマンスをしている女子殺陣サムライパフォーマンスチーム『凜派 (RIN-PA)』。 10月下旬に、チームのうちの3人をメルボルンに派遣し、サムライ殺陣パフォーマンスなど、日本文化を広める活動を行う予定です。 派遣されるメンバーのうちの1人、蔵本りんさんにお話を聞きました。


殺陣、日本舞踊の両方を行うという『』。メンバー全員が女優としても活動しているということです。普段はふんわりした年頃の女の子という感じですが、殺陣をするときはキリっとして、空気も凛とした感じに変わると蔵本さんは言います。
Girls Samurai Performance Team Rin-Pa Performance
Credit: cesi
チームに入る前、忍者としてパフォーマンスを行っていたという蔵本さんは、小さい子どもたちに忍術教室の先生をしていたこともあるということです。

また蔵本さんは、オーストラリアでパフォーマンスを通して、まずチームに興味を持ってもらって日本や日本文化について知りたいと思って知ってもらえたら嬉しい、また和の心や精神を感じてもらいたいと語ります。

蔵本さんの思う日本らしさや精神とは?との質問には、日本が独自に歩んできた歴史の中で醸成された心遣いや文化から出てくるもの、ただ派手なだけでなくその中にもわびさびのようなものがあったり、格好良さの中にも少しある柔らかさ、と挙げます。チーム名に入っている凜という文字が、心が引き締まっている様子や厳しい状況の中でもしっかり前を見て進んでいくという気持ちが詰まっている言葉なので、そういった部分が表現できたら、とも期待を込めます。

また殺陣の魅力については、パフォーマンスを見ていてかっこいいというのは勿論のこと、実際やってみると自分自身に向き合う作業であったり、そのこれまで続いてきた歴史に向き合う作業でもあって勉強になるということや、ひとつひとつの動きに思いを込められるところ、と語ります。

表現を通して、「心の強さ、一本、線の通った強さみたいなものを感じてほしい」とお話ししてもらいました。 

凜派パフォーマンス


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