大相撲の元十両・飛翔富士(ひしょうふじ)で、実業家兼俳優の住洋樹(すみ・ひろき)さん。今週メルボルン(19日)とシドニー(21日)で行われるイベント「Sumo International Down Under」に出演するため、オーストラリアを初めて訪れました。
住さんは大相撲力士として活動した後に2017年に引退。その後は事業を始め、2019年からは米国ロサンゼルスに移住しました。
昨年は「サンクチュアリ-聖域-」への出演、さらに出演したハリウッド映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」が公開されるなど、俳優業が脚光を浴びた1年でした。
「負ける」が「勝ち」
厳しい勝負の世界で生きてきた住さんにとって、たとえエンターテイメントであっても絶対に負けたくないという気持ちが強かったといいます。しかし米国で活動する中、自分が勝ち続けることが必ずしも観客を喜ばせるものではないことに気づきます。
引退後に入ったショーの世界で一番難しかったのは、「勝つのが当たり前」「勝たなければならない」「勝ちたい」という勝負へのこだわりを外すことでした。
転機は北米で毎年行われる、非公式のアマチュア相撲の世界大会「US Sumo Open」に出場したときに訪れました。
神戸出身の住さん。1995年の阪神淡路大震災では祖母を亡くしています。インタビューではアメリカでの活動についてや、震災の話などを聞きました。

Sumo International Downunder 2024 Credit: Zing Entertainment
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