今年25周年目を迎える野外彫刻展、スカルプチャーバイザシー・ボンダイ。
ボンダイビーチからタマラマビーチを繋ぐ2㎞の遊歩道を舞台に開催され、毎年50万人を動員する人気の彫刻展です。
スカルプチャーバイザシーは毎年多くの日本人彫刻家が出展することでもお馴染みですが、今年はシドニー在住の彫刻家、斎藤綾子さんが出展10年目となり、『デケード・クラブ・アーティスト』 に殿堂入りしました。
斎藤さんの今年の作品名は『Castle in the Air』。濃いブルーの鉄で作られた作品は階段や窓を通してあらゆる空間を取り上げる彫刻となっています。

Castle in the Air by Ayako Saito. Credit: © Charlotte Curd
長年にわたる日本人アーティストとスカルプチャーバイザシーの関係について、イベントのファンディングCEOでアーティスティックダイレクターのデイビッド・ハンデリーさんは、SBS日本語放送に次のようにコメントしています。
「日本の多くの一流彫刻家とスカルプチャー・バイ・ザ・シーとの関係はとても特別なものです。1999年の牛尾啓三氏から始まり、毎年、日本から寄せられる応募作品の質と数に圧倒されています」
「スカルプチャー・バイ・ザ・シーに出展される作品の数は、世界のどの国よりも日本が圧倒的に多いのです。この特別な関係は、この展覧会、そして世界中のアーティストと来場者の友好にとって非常に重要なものです」
斎藤綾子さんのフルインタビューは下記から。
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スカルプチャーバイザシー出展10年目、斎藤綾子
13:13
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