2月も下旬に差し掛かった今は、まさに季節の変わり目、夏から秋へと向かう時期です。
西洋の考えでは、季節はカレンダーの特定の日付に結びづけられていますが、何万年もの歴史を誇るファーストネーションズの人々は、土地や空、海との深いつながりで理解していると、オーストラリア西部・マードック大学の先住民学者、ジョーダン・アーチーさんは話します。
アーチーさんはキンバリー地域で生まれ、ビンジャレブ、ワーダンディ、パリク、ニキナ、ヤウルルの人々とつながりがあります。
私たちの場合、風景の変化や動物の行動、環境の変化を通じて、季節の到来時期やその流れを理解してきました。それによって、私たちは、特定の時期、どこにいるべきか、どの食べ物が手に入るか、または海岸にいるべきか内陸にいるべきかを決めていました。天候や季節を理解することは、私たちの生活にとって非常に重要なのです。Jordan Ah Chee
先住民の季節に対する理解は、文化や伝統に影響を与え、土地を大切にし、自然を守ることにつながっています。
そう話すのはガディガル族出身でオーストラリア東部沿岸の地域で育ったジョアン・セルフさんです。
まず思い浮かぶのは「ファイアスティック・ファーミング」です。ファイアスティック・ファーミングは、地面にある燃料の量を低く保つことで、雷やその他の出来事で火災が発生した際、燃料が過剰にならないようにするものです。また、この方法は、特定の動物たちが好む新しい緑の芽を確実に育てるためにも役立っています。Aunty Joanne Selfe
先住民の人々が描く季節のサイクルは、オーストラリアの地域によって異なります。西オーストラリア南西部のヌンガー族の土地では、1年を通して6つの季節が認識されています。
一方で、カイリーさんが暮らすダーウィン周辺の伝統的な所有者である、ララキア族は季節を
7つに分けているそうです。
詳しくは、カイリーさんのリポートをお聞きください。
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1年の季節を7つに分けるララキア族(オーストラリアワイド)
SBS Japanese
22/02/202510:48
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