日本映画祭の「生みの親」、リアルとデジタルで多くの作品を

Masafumi Konomi, the founder of Japan Film Festival (JFF) , poses at a promotion booth in Sydney in 2009.  JFF marked its 25th anniversary in 2021.

Masafumi Konomi, the founder of Japan Film Festival (JFF) , poses at a promotion booth in Sydney in 2009. JFF marked its 25th anniversary in 2021. Source: Masafumi Konomi

今年25回目の日本映画祭(JFF)。オーストラリアで最初は3作品を無料上映することから始まりました。


キャンベラを皮切りに、オーストラリア各地で開催されている 。今年はパンデミックの影響で「リアル」での開催は現時点でオーストラリアとシンガポールのみですが、シドニーから始まった小さな映画祭は今や東南アジアやロシア、中国など15カ国に広がっています。

JFF そして日本映画発信サイト JFF+(JFFプラス)のプロデューサーである、国際交流基金・映像事業部企画役の許斐雅文(このみ・まさふみ)さんは、ジャパンファウンデーション・シドニーに勤務していた1997年、日本映画3作品を無料上映し、JFF が始まりました。

「日本映画で世界と日本をつなぐ」をモットーに、「共感される映画祭」を目指してきたという許斐さん。インタビューでは、25年を振り返っての感想や JFF が成長した理由、映画祭の裏話などを聞きました。

オンラインとリアルで日本映画を継続提供

映画館で行うリアルの映画祭には予算や運営面で限界があると感じていた許斐さん。コロナ禍が発生する以前から、デジタル配信を通じて日本映画に触れる機会を増やす試みを進め、昨年に新事業 JFF+ を立ち上げました。

来年2月からは、オーストラリアを含む世界25カ国を対象に「」を開催します。このオンライン映画祭では無料で20作品を楽しむことができます。

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