AI の利用に関する具体的な法律はオーストラリアにありません。
研究機関テック・ポリシー・デザイン・インスティテュート(Tech Policy Design Institute)のゾーイ・ジェイ・ホーキンス副所長は、今年の選挙前に「オーストラリアで大幅な法改正を行う時間はない」と語ります。
選挙運動中に目にするであろうAIが生成したコンテンツについては、何が本当で何がうそなのかを最終的に見極めるのは、有権者一人一人の判断にゆだねられることになります。
オーストラリア選挙委員会(AEC)の報道官、アレックス・モリス氏は、「(AIについては)注意はすべき(be alert)だが、警戒すべきとまではいかない(not alarmed)」と語ります。
「本当かどうか分からないものを目にして、正確なのか正しいのか判断できないとしたら、内容を調べる前にはシェアはしない、ということです」。
SBS Examines の今回のエピソードでは、今年実施される連邦議会選挙においてAIがどのように関わってくるのかを考察しました。
AI選挙、前回のエピソードは聞く

SBS Examines: AI 選挙: 米国とインドで人工知能がどう影響したか
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