日本人も大好きな味⁈ カンボジア料理 (FS 74)

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Credit: Mayu Tomaru

カンボジア料理と聞いて、何を思い浮かべますか? 隣国のベトナムやタイの料理は知っていても、 意外と知られていないのがカンボジア料理です。『オーストラリアで食べる』第74回目はカンボジア料理を探ります。


カンボジア料理は通称クメール料理とも呼ばれます。

タイやベトナムと隣接しているため、トムヤムスープや生春巻き、バインセオ(ベトナムのクレープ)など、似通った料理もあります。

しかし、タイ料理ほど辛さもなく、ベトナム料理ほど香草を使わないので、比較的日本人が食べやすい優しい味です。

このエピソードでは、オーストラリアでも食べられるカンボジア料理が紹介されました。

アモック 

カンボジアの代表料理。魚や鶏肉などをカレーで味付けした蒸し料理ですが、ココナッツミルクと卵でとじてあるため、マイルドな味付けです。

「子供も食べられるカレーの茶碗蒸しのような感じです。 」
ロックラック 

牛肉のサイコロステーキ。魚醤と砂糖などにつけこみ、焼いてあり、ブラックペッパーとライムのソースにつけながらいただきます。

レッドライス(トマトソースで炊いたご飯)でサーブされ、「まさに洋食!」
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Credit: Mayu Tomaru
チャートロクン 

ベトナム料理同様、カンボジア料理も空芯菜をたくさん使用します。日本の空芯菜と違い、茎が太く、葉もボリュームがあり、食べ応えがあります。

カンボジアでは空芯菜をニンニクやオイスターソースで炒めたチャートロクンが人気で、ご飯が進む味付けになっています。
サムローマチュークルーン 

空芯菜をふんだんに使ったレモングラスのスープはカンボジアの伝統料理でもあります。

マチューは「酸っぱい」、クルーンは「レモングラス」を意味します。

香りの要となるのはハーブペーストで、酸味はタマリンドの量で調節します。
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Credit: Mayu Tomaru
真由さんの過去のエピソードはから。

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