カンボジア料理は通称クメール料理とも呼ばれます。
タイやベトナムと隣接しているため、トムヤムスープや生春巻き、バインセオ(ベトナムのクレープ)など、似通った料理もあります。
しかし、タイ料理ほど辛さもなく、ベトナム料理ほど香草を使わないので、比較的日本人が食べやすい優しい味です。
このエピソードでは、オーストラリアでも食べられるカンボジア料理が紹介されました。
アモック
カンボジアの代表料理。魚や鶏肉などをカレーで味付けした蒸し料理ですが、ココナッツミルクと卵でとじてあるため、マイルドな味付けです。
「子供も食べられるカレーの茶碗蒸しのような感じです。 」
RECIPE
Royal seafood amok
ロックラック
牛肉のサイコロステーキ。魚醤と砂糖などにつけこみ、焼いてあり、ブラックペッパーとライムのソースにつけながらいただきます。
レッドライス(トマトソースで炊いたご飯)でサーブされ、「まさに洋食!」
Credit: Mayu Tomaru
ベトナム料理同様、カンボジア料理も空芯菜をたくさん使用します。日本の空芯菜と違い、茎が太く、葉もボリュームがあり、食べ応えがあります。
カンボジアでは空芯菜をニンニクやオイスターソースで炒めたチャートロクンが人気で、ご飯が進む味付けになっています。
RECIPE
Stir-fried morning glory
サムローマチュークルーン
空芯菜をふんだんに使ったレモングラスのスープはカンボジアの伝統料理でもあります。
マチューは「酸っぱい」、クルーンは「レモングラス」を意味します。
香りの要となるのはハーブペーストで、酸味はタマリンドの量で調節します。
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